環境保護に繋がる!紙ストローのメリットと可愛い利用方法
プラスティックのポイ捨てから国際的に環境問題として大きく懸念されることに対し、近年では紙ストローの存在が注目されています。
紙ストローは単に飲料をオシャレに飲むだけの利用ではなく、紙ストローの他の利用方法や、紙ストローの廃棄方法、紙ストローの素材、メリット・デメリットなどについてまとめました。
紙ストローの利用方法
ドリンク以外にも素敵な利用方法がありますので、まずは先に、そんな心躍るような素敵な方法で利用している方々をピックアップです。
ハイセンスなクリエイター達の優しいアイデアで、おしゃれな雑貨屋さんに行ったような感覚になります。
この投稿をInstagramで見る
紙ストローとは?
文字通り、口当たりの良さをコンセプトにした紙製のストローです。
多くのファストフード店が紙ストローを導入されています。
紙ストローの製造方法
紙ストローの素材は主に紙です。
紙、のり、コーティングで製造されます。
主にクラフト紙のロールを通常3層ほどノリで貼り合わせ、筒状に形成し、カットします。
食品衛生法で紙ストローの着色印刷は制限されていますが、疎水性、水に溶けないインクであれば着色出来るようです。
紙ストローのメリットとは?
周知の通り、紙の材料は自然の木です。
循環型資源であり、リサイクル性に優れ、生分解性のある素材としてプラスティックごみ問題の解決にも繋がります。
耐久性が高く、口当たりも良いこと、また安全性が高いことで話題になっています。
紙ストローのデメリットとは?
ストローの主原料である紙は自然のものであっても、接着剤の素材に使用されるものには化学製品と天然のものがあります。
ここで化学製品の接着剤というのは石油由来の糊が使われている場合は、せっかく循環型資源として掲げても意味のないものになってしまいます。
また着色印刷のインク素材も、業者により、どの程度の安全性を確保し製造されているのか、すべてを把握するのは困難でしょう。
接着剤、印刷着色素材、それらの材料により、飲料の味が変わってしまうことも考えられます。
日本製の良心的な製造業者の紙ストローは米油や蜜蝋など有害物質を含まない天然素材を使用した紙ストローもありますが、値段もなかなかです。
今後は、更に高品質かつ低価格な紙ストローが開発されることが期待されます。
プラスティックストローが環境に及ぼす影響
長年ストローといえばプラスティック、石油製品でした。
プラスティック製品のポイ捨てや不法廃棄などで、海洋プラスティックごみが2050年には魚の重量を上回ると予測され、ウミガメ、アザラシや海鳥などの生物が誤食することも問題視されています。
自然環境への影響が懸念され始めました。
紙ストローの環境への優しさ
国際的にもプラスティックごみ問題が大きく問題視されています。
前述の通り、海洋生物に被害を与えています。
プラスティックが微粒子化して海洋生物の体内に蓄積され、生態への悪影響を生み、必然と食物連鎖を経て、やがては私たち人間の健康にも影響を及ぼすわけです。
それら重大な問題の解決策としてプラスティックストローの使用を減らすために紙ストローが注目されました。
紙ストローの使い捨てに関する考察
紙ストローは紙ゴミとして、または燃えるゴミとして2つの廃棄方法があります。
使用後の処分方法を誤ると、せっかくのエコなのに環境に悪影響を及ぼしてしまいます。
私たちは地球に住まわせて頂いてます。
感謝の気持ちを以て適切な処分方法で廃棄すること、意識して自覚すること、そんな人が一人でも多く増えれば環境問題の解決にも貢献出来ますね。
紙ストローの廃棄:燃えるゴミ
紙コップと同様に飲み残しなどの汚れがある場合、リサイクル出来ないものとして古紙では禁忌品に分類されています。
紙ストローは燃えるゴミとして処分することが出来ます。
紙ストローは自然分解しやすい素材で作られているため、焼却しても有害物質が発生しません。
当然ながら廃棄の際は、洗い流し、プラスティックなどの異物がある場合は取り除いて捨てます。
紙ストローの廃棄:紙ゴミ
- 飲食物が付着している場合は洗い流す。
- プラスティックや金属などの異物がある場合は取り除く。
- 防水加工されているものは紙ゴミではなく、燃えるゴミで処分する。